素敵な髪は3つの要素でできている

 今まで「髪が重要」と伝えてきましたが、ひとくちに「髪」といっても、その「髪」を構成する要素は3つあります。

 

 

①スタイリング(毎朝の髪の触り方)

②ヘアデザイン(美容院でオーダーする色や形)

③ヘアケア(毎日の髪のお手入れ)

 

 

 これら3つのどれかが変われば、髪の印象は変わります。

 

 

 この①~③について少し解説しましょう。

 

 

 ①は、毎朝のヘアセットです。寝グセを直したり、ブローしたり、人によっては髪を巻いたりスタイリング剤をつけたりする行為が、ここに入ります。

 ①は、見た目の印象に一番大きく関わります。どこの毛をどのように動かすか、どのように髪に触るかで、顔の印象がまったく変わってきます。

 

 

 ②は美容院で髪を切ったりカラーリングしたりして手に入れる、「形と」「色」のことです。スタイリングを変えるだけでもだいぶ雰囲気は変わりますが、もっと根本的に自分を変えたい、人生を変えたいと思ったら、②が大事になります。

 美容院選びや髪型の選び方、それを伝える上手なオーダー法で、自分が思い描いた理想に近づく方法はたくさんあります。第2章で詳しくお話しします。

 

 

 そして、③は頭皮や髪の素材自体をよい状態に保つ行為です。美容院でヘッドスパやトリートメントなどのヘアケアがこれにあたります。

 髪が大事というと、この③のヘアケアを想像する人も多いかもしれませんが、ヘアケアは長期戦。素敵な髪を手に入れるための「土台」だと思ってください。

 

 

 ヘアケアは、1日で目に見えて変化するものではありません。身体にいい食事をしてもすぐに健康になるわけではないのと同じように、髪によいことをした結果その成果が現れるには時間がかかります。「見た目に即効性はないけれども、内部からきれいになることで、ゆくゆく見た目にも差がでてくるもの」と考えましょう。

 

 

 ※即効性があるのは、スタイリングとヘアデザイン

 3段階のピラミッドのうち、人の目に映るのは、①のスタイリング、②のヘアデザイン、そして③のヘアケアのうちの一部です。

 たとえば、人が「きれいな髪だなあ」と感じるとき、ほとんどは①のスタイリングのおかげですが、③のヘアケア要素も多少影響します。

 

 

 ここ数年、日本ではヘアケア剤の売り上げがぐんと伸び、逆に、美容院に行く回数やスタイリング剤の売り上げがやや落ち込みました。とくに、美容院にいく回数はアジア各国の都市と比べても格段に少ないのが日本の女性の特徴です。

 

 

 これはやや乱暴に言うと、「ヘアケア(内部)」には気を使っているけれど、形や色(外側)に気をつかわなくなった人が増えた」ともいえます。

 

 

 でも、見た目がすぐに変わり、人の印象に直結するのは、①のスタイリングや②のヘアデザインです。

 もちろんケアは大事ですが、それだけではなく、見た目を印象づけるスタイリングにも気をつかっていきましょう。

 

 

☓ ヘアケアが最も重要

○ ヘアケアの「土台」があって、ヘアスタイルが輝く

 

 

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