美髪とは、すなわち、ツヤ髪のことです

 ※髪のツヤは七難隠す

 顔がしわだらけでも髪にツヤがある人は、髪が乱れていて肌がきれいな人よりずっと若く美しく見えます。

 

 

 髪のツヤは、若々しさや健康的な美の象徴です。ツヤのある髪は、上品で清潔感があって見えますから、リアルな話、男性にも選ばれやすくなります。見た目のきれいさだけでなく、きちんとした人、自分に手をかけている人というイメージも手に入ります。

 では、このツヤの正体って一体なんでしょうか。

 

 

 ぷるぷる、うるうる、ぴちぴち・・・・・etc.

 若さを表すオノマトペは、水分量に関するものばかりです。そのせいか、「髪にツヤがなくなってきた」となると、女性たちの多くは「老化だ」と感じ、「保湿」に走ります。確かに、加齢した髪は健康な髪より水分量が5%ほど少なくなります。

 

 

 ですが!

 顕微鏡で見て知る「水分保持量」が、そのまま「見た目のツヤ感」と正比例するかというと、そうではありません。実際には、水分は十分なのにツヤがなく見える髪や、水分はあまりなくてもそれなりにツヤっぽく見える髪が、存在します。

 それはどうしてかというと、髪のツヤは「屈折量」と関係があるからです。

 

 凸凹の表面に光があたると、光は乱反射して、ツヤを感じません。

 でも、まっすぐな表面に光があたると、その光線はまっすぐ反射するので、私たちはツヤがあると感じます。

 シャンプーのCMに起用される女性は、100%、まっすぐなストレートヘアでエンジェルリングが光っていますよね。あれは、表面がスムースであるほど、ツヤっぽく見えることを知っているからの演出です。実際に髪の水分量が多いかどうかよりも、この屈折率のほうが、見た目には影響を与えます。

 

 

 ※見た目のツヤは、すぐに手に入る

 あなたの髪を顕微鏡で見る人はいないわけですから、実際以上にツヤのある髪に見せることはできます。表面の凸凹を整えればいいのです。この際、もとの髪質は関係ありません。髪の表面をスムースにするためには、「熱処理」が必要です。キューティクルを整え、凸凹をなだらかにするためには、ドライヤーやアイロンの熱を入れる必要があります。

 ロールブラシを使ってブローする人が多いかもしれませんが、実は簡単なのはアイロンのほうです。ある美容師さんは「髪をロールブラシでブローしようと思ったら、ブラシを持つ手、ドライヤーを持つ手、髪を持つ手の3本が必要になる。だから、自分でブローするのはとても難しい」と言っていました。

 

 

 その点、カールアイロンやストレートアイロンは、2本の手でもうまく使えます。「アイロンは難しい」と思っている人も毛先を巻くのではなく表面を整えるものとして使ってみてください。温度は最高まで上げず、160度くらいで使うとダメージが出にくいです。キューティクルを整えるタイプのオイルやクリームを先につけてからスタイリングすれば、よりツヤ髪が増します。

 

 

 「表面の凸凹を整えてスムースにする」。それだけで、見た目のツヤは手に入ります。ツヤが手に入れば、たいていの顔のしわやアラは隠せます。これが世の中でいわれている、「ツヤ」の正体です。

 ただし、この解決法は、あくまで「見た目」を取り急ぎ整えたいときに有効な方法であって、根本的な対処法ではありません。リアルに水分たっぷりの若々しい髪を目指すのであれば、やはり日頃のヘアケアが大事になってきます。

 

 

 ☓ツヤとは「潤い」

 ○ツヤとは「光の屈折率」

 

 

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